初診が増えるクリニックの集患方法【3つのポイント】
お役立ち情報
2022/06/29
【この記事は3分で読めます】
当記事で解説する「初診が増えるクリニックの集患方法【3つのポイント】」を押さえると、院長先生・事務長がクリニックで取り組むべきGoogle Mapの使い方、口コミからホームページへの誘導、信頼を得られるホームページの文章など、集患についてやるべき事が明確になります。
また、クリニックを探している患者様への訴求方法や、初診につながる導線作りについても理解できます。患者様に安心して受診いただくための、ホームページ掲載情報の改善についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
1,000人以上のアンケート調査から得られた、無料で再現性の高い戦略をお伝えします。
【目次】
Googleを利用したクリニック集患【3つのポイント】
1.「Google Map」の最適化【MEO対策】
2.「口コミと導線」の最適化
3.「お知らせ」と「当院について」の最適化
集患のポイントまとめ
Googleを利用したクリニック集患【3つのポイント】
集患にとってGoogle Mapの最適化・ホームページの充実は重要なポイントです。
Google Mapとは、検索エンジンで住所を入力した時に検索結果に出てくる地図のことです。
2021年に、上場企業であるGMOインターネット株式会社により行われたGoogle Map、及びGoogleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)についてのアンケートを紹介します。
20代~60代の男女1,000人を対象に、Googleビジネスプロフィールの店舗情報が掲載されている、「Google Map及びGoogleビジネスプロフィールの利用状況の実態調査」が行われました。
調査では、インターネットユーザーの約8割が、ネット検索においてGoogleのサービスを利用しており、Google Map検索にて表示される店舗情報を「見た」と約半数が回答しています。
出典:https://gmotech.jp/semlabo/meo/market-research/googlemap_marketing_research/
1.「Google Map」の最適化【MEO対策】
MEOとは、「Map Engine Optimization(地図エンジン最適化)」の略です。スマートフォンで「内科 新宿」でGoogle検索をすると、新宿エリアの内科が地図とともに一覧表示されます。
スマートフォンでGoogle Mapを開き、「内科」「カフェ」「コンビニ」など、現在地から近い店舗を検索し、Googleの口コミを閲覧した経験はないでしょうか?このように、患者様の検索結果に自分の店舗・クリニックを表示させ、見込み患者様に訴求する戦略が「MEO対策」です。
さまざまな業種がGoogleビジネスプロフィールを導入しており、クリニックも例外ではありません。いくら綺麗なホームページを作成し、コンテンツを充実させてもクリニックを知ってもらうためには、まず患者様が検索した際にスマートフォンの画面に出てこないと来院につながらないからです。
令和3年度版、総務省による情報通信機器の保有状況によると、世帯におけるスマートフォンの保有割合は86.8%となっています。「スマートフォンでGoogle検索する」習慣が日常の今、クリニックにおいてもMEOは重要な課題と言えます。
出典:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd242110.html
2.「口コミと導線」の最適化
病院を探す患者様は受診をする前に口コミのチェックをしています。それは信頼できるクリニックに行きたいからです。
Googleビジネスプロフィールにも口コミの投稿機能があり、患者様の目に留まりやすいメリットがあります。また、口コミのほかにクリニックのホームページのリンクが張れます。
1.Google Mapで検索
2.口コミを確認
3.クリニックのサイトに飛ぶ
MEO対策で得られるこの3つの行動が、検索から受診までの導線をスムーズにします。投稿された口コミがクリニックのマイナス評価につながる場合は、内容によってはGoogleに削除依頼ができます。
具体的にはGoogleのポリシーに違反している場合、誹謗中傷と取れる場合にのみ削除が可能です。Googleビジネスプロフィールへの登録は、ITの専門家でなくとも、院長先生・事務長はじめクリニックのスタッフでも簡単にできるので、ぜひ行ってみましょう。
3.「お知らせ」と「当院について」の最適化
1・2では、Google Map検索の大切さ、口コミやホームページへの誘導の戦略について解説しました。最後は「お知らせ」と「当院について」の最適化について解説します。
ホームページに流入した患者様がはじめに目にするコンテンツは「お知らせ」です。「お知らせ」は、ホームページのメインビジュアルのすぐ下に表示されます。
仮に同じエリアにある、同じくらい評判のよいクリニックがあるとして、お知らせの最終更新が直近のクリニックと、1年以上前のクリニックの場合、患者様はどちらに行きたいでしょうか?おそらく頻繁に更新されているクリニックの方が安心感があるはずです。
患者様がお知らせの次にチェックするページは「当院について」のページです。患者様はここをチェックし、安心して治療をお任せできるクリニックかを判断します。
当院についてのぺージには、院長先生の写真・経歴・対応可能な診療科・診察時間、このような内容が記載されています。
例えば小児科を探している患者様がいたとします。Google Map経由でホームページにアクセスし、当院についてのページをチェックすると、下記内容が記載されていました。
・笑顔の院長先生の写真
・都内急性期の大学病院小児科勤務
・小児科専門医
・対応可能な症例
・9:00〜19:00
・緊急受入可能
院長先生の人となり、専門領域や急患対応可能など受診前に知りたい情報がまとめられていると、患者様は安心して受診できます。ホームページのアクセスはあっても、初診に結びつかない場合は、ホームページの文章の修正がポイントです。
集患のポイントまとめ
当記事では、集患のために必要な3つのポイントを解説しました。まずはGoogleビジネスプロフィールに登録し、Google Mapへの情報登録、ホームページへの導線を確保しましょう。
アクセスがあるにもかかわらず、初診が少ない場合は、ホームページのリニューアルも含めて検討する必要があります。
Q&A
Q: Googleビジネスプロフィールは無料ですか?
A: 無料でご利用頂けます。
Q: Googleマップの検索結果で1番上に表示できますか?
A: Googleのシステムが順位を決めているため、院長先生やIT業者でも操作できません。ただ、Googleのサービスを利用し、ホームページの充実を図ることで上位表示を狙えます。
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